DisneyとRokuの争い

Disney+の広告付きプランがスタートになったが、Roku利用者は広告付きプランに移行をすることが出来ない。RokuとDisneyは契約争いをしており、RokuのアプリはDisney+の広告付きプランに対応していない。Disneyは広告無しを値上げし、現行の価格は広告付きの値段にしたので、Roku利用者は$3追加で広告無しを利用するか、あるいはFire TV等を買い、広告無しプランに加入することになる。OTTビデオサービスがRoku、Fire TV等と契約出来ずにいすれかのCTVのサポート無しでスタートするのはこれが初めてではない。HBO MaxとPeacockは共にRokuとFire TVのアプリ無しで開始した。最近では、Netflixの広告付きプランはApple TVではサポートされていない。

争いの根源はコミッションである。CTVプラットフォームSVODに対しはストアで加入したサービスからのコミッションを得ており、AVODからは広告収入の一部を得ている。Rokuの場合、Rokuが広告販売をする場合、広告売上の40%を得、AVOD事業者自信が広告販売をする場合は、Rokuが広告在庫の30%を得て、Rokuが広告を売り、収入を得る。問題は、Disney+のような広告付きSVODである。CTVプラットフォームはアプリ収入、それに広告収入の両方からコミッションが欲しい。しかし、SVOD事業者側としては広告収入は分けたくない。また、Disney等の大手は広告販売はずべて自らが行い、CTVプラットフォームに広告在庫を共有することは避けたい。ネットワークと多チャンネル事業者の再送信契約の争いと同じであり、どちらも相手が必要で、いずれかは合意するが、その間、困るのは視聴者である。