HDサービスへの遅れから加入者数の減少を見せたDish Networkは、2009年の中期から積極的な広告キャンペーンを行い、2009年第4四半期は249,000世帯の増加をし、2009年を1410万加入世帯で終わらせた。2009年の売上げは116.6億ドルであった。
しかし、Dish Networkの将来は明るくない。同社は、TiVoからパテント侵害で訴えられてきたが、3月4日に地域上訴裁判所もDishの訴えを退けた。Dishは連邦裁判所で戦い続けると発表しているが、この敗訴によりTiVoに対して3億ドル以上の支払い義務が出た。3億ドルの支払いだけでなく、最悪の場合は、DishはそのDVRサービスを停止しなければならない。Dishの加入者中、DVR利用者は800万で、サービスを停止した場合、これら加入者の殆どを失うであろう。和解をする場合、DishはTiVoに今後パテント料を支払って行く事になる。TiVoは以前、1加入者あたり、月額$2.25のライセンス料を提示したが、追いつめられたDishに対して、より高額のライセンス料を要求するであろう。
TiVoはDishの競合のDirecTVと契約をしており、Dishが加入者を失い、DirecTVに流れれば、DirecTV経由でTiVo加入者が増える可能性もある。DirecTVの第4四半期の新規加入者は119,000で、総加入世帯数は1856万であった。
