DISH: 自動広告スキップ機能訴訟

連邦控訴裁判所もFoxの訴訟を退け、DISHが提供している広告自動スキップ機能は著作権法に触れないと判断した。DISHはそのHopperと呼ばれるDVRで、4大ネットワークのプライムタイム番組を自動録画し、それを翌日に再生する際、広告無しで再生するAuto Hop機能を提供している。裁判所は、番組の自動録画も広告排除機能も利用者が選択する機能であり、著作権法の侵害は無いと判断した。DISHは4大ネットワークのプライムタイムの番組が放送される際、いつに広告挿入があるかを調べ、そのデータをHopperにダウンロードし、再生時に広告をすべてスキップする事が出来る。広告挿入タイミングのデータベースの正確性を確認する為に、DISHはいくつかの地域で社内のHopperに録画をし、正確であるかを確認している。控訴裁判所は、これは多チャンネル事業者が放送する番組の録画をする事を禁じて条項に触れているが、この行為自体がコンテンツ事業者に損害を与えているとは言えないと判断した。

しかし、DISHを完全に無罪と判定した訳ではない。裁判官は、DISHはFoxとの契約を破っている可能性はあると意見している。Foxは2012年にDISHに対してそのコンテンツをオンデマンドで配信する事を許可した際、条件として、オンデマンドで配信された番組の広告スキップは不可能にすると合意している。もし、番組の自動録画機能はオンデマンド配信と同様と判断した場合、DISHは契約を破っている。