ComcastがそのX1サービスで使っているQAMとIPのハイブリッドSTB仕様(RDK, Reference Design Kit)をライセンスする会社が増えている。Motorola Mobilityに続き、Braodcom、Entropic、Silicon & Software Systems、Itaas、Tata Elxsi、Arris Group、EvolutionがRDKのライセンスをした。Arris Groupは2009年にDigeoを買収し、STB市場に参入をしている。Evolutionは、低価格のDTA(Digital Terminal Adapter)で成功をしたが、ハイエンドのSTBでは知られていない。
Light Readingはそのウェブサイトで、ComcastのRDKをベースにPaceが開発しているフルIPのSTB、XI3を紹介している。XI3はQAMチューナ無しの完全なIPベースのSTBである。Pace XI3はBroadcomのBCM 7428をベースにし、MoCA 2.0、HDMI、イーサネット、USB、それにSDカードのスロットを搭載し、オプションでWiFiもサポートする。XI3の導入は2013年と推測される。
現在の所、ComcastのRDKを正式にサポートする事を発表したケーブルTV事業者は無いが、Time Warner CableとCharterがライセンスをしている以外、多くの事業者が強い関心を示している。
TiVoは、そのインタフェース、機能を既存のSTBにポーティングする為のHPK(Hardware Porting Kit)を提供し、ComcastのRDKへの競合になり始めている。QAMとIPを使ったハイブリッドのサービスを提供する為にTiVoを採用する中小規模のケーブルTVが事業者が増えている中、Cisco、Pace、Samsung、Technicolorは、TiVoのHPKをライセンスている。英国のVirgin MediaはTiVo対応のSamsungとCiscoのSTBを使っている。TiVoのHPKは、ComcastのRDK上で使う事も可能である。ケーブルTV事業者のMediacomはその次世代プラットフォームとしてTiVoの採用を発表しているが、同時にComcastのX1の導入も検討している。同社は、X1を採用した場合、HPKを使い、TiVoのインタフェースは使い続け得る予定だ。
