ComcastとTiVo

Comcastは2005年に開始されたTiVoのソフトウェアをSTBに移植する計画を破棄し、新たに、TiVoのDVRからComcastのVODへのアクセスを可能にする契約を結んだ。Comcastは2005年3月にTiVoとTiVoのソフトウェアをTru2wayのアプリケーションとして、MotorolaとCisco製のSTBに移植し、Comcastの全地域で導入する契約を結んだ。しかし、この開発はスムーズには進まず、2007年にComcastがそのニューイングランド地域のシステムで、導入を開始したままでストップしていた。ComcastはTiVoに対して、2011年と2010年でそれぞれ、1230万ドルと1670万ドルの技術料を支払っている。Comcastは、ニューイングランド地域で何台のTiVo対応のSTBが導入されたのかは発表していない。Comcastは、一時そのDVRの主要なインタフェースとしてTiVoを採用する考えを持っていた。

しかし、これでComcastとTiVoの関係が終わったのではない。Comcastは新に、TiVoのPremier DVRをそのシステムでサポートし、VODのコンテンツにアクセス可能にする契約を結んだ。TiVoのPremier DVRはCableCARD対応で、Comcastのサービスに対応をしているが、Tru2wayでは無いので、VODを使うことは出来なかった。CoxはすでにIPバックチャンネルを使い、Tru2way無しでもTiVo PremierからそのVODへのアクセスを可能にしている。これと同様に、ComcastもそのVODソルーションを提供しているSeaChangeの協力で、IPバックチャンネルをサポートする。また、ComcastとTiVoはプロモーション面でも協力をし、ComcastはTiVoのDVRを導入する顧客に対し無料で設置を行う。