Comcastは15都市で導入が始まっているX1プラットフォームで採用されているクラウドベースのユーザインタフェース(UI)の新しいバージョン、X2を公開した。X2はグラフィカルなX1のUIをベースにレコメンデーション、パーソナライゼーション、音声コマンド等の機能を加えている。X2のUIは利用者の好みに応じて、ホーム画面、ダッシュボードをカスタマイズ出来る。これまでの視聴経歴をベースにしたレコメンデーションに加え、Comcastが投資しているセカンドスクリーンアアプリのZeeboxと統合し、Twitter等のソーシャルメディアのデータをベースにしたコンテンツの発見も提供している。X1では最近、iPhoneを使った音声コマンドを立ち上げたが、X2ではリモコンにマイクを搭載し、スマートフォンを使わずに音声コマンドを使えるようになる。X2はこの秋から導入が開始される。
X1では現在、Pace社製のDVRが使われている。PaceのDVRはスタンドアロンの構成で使われているが、マルチルームDVRのゲートウェイとして使える機能もあり、Comcastはマルチルーム機能の提供を最近開始している。Comcastは、またゲートウェイ専用のデバイスとして、Arrisと契約をした。ArrisのXG1は、Zenverge社のトランスコーダーを採用し、QAMからIPへのリアルタイムの変換をする事が出来る。XG1はまた、ケーブルモデムとして、24チャンネルを束ね、950 Mbpsの速度での通信が出来る。
Comcastはまた、クラウドDVRの導入も予定している。Cablevision SystemsのネットワークDVRと同様に、ComcastのクラウドDVRも録画予約のある数だけのレコーディングを取ることで、著作権問題を迂回する。録画された番組は、X2インタフェースを使用したX1、X1ゲートウェイ、子機STBのXI3、タブレット等のIPデバイスからアクセスできる。録画コンテンツへの直接的なアクセスは家庭内のデバイスに限られるが、タブレット等にコンテンツをコピーし、屋外で試聴する事も可能になる。コピーされた番組は30日間有効となる。
