Comcastはミネアポリス/セントポール地域で、下流50 Mbps、上流5 MbpsのDOCSIS 3.0を使った「ワイドバンド」サービスを開始した。DOCSIS 3.0は複数の6 MHzチャンネルを束ねることで、FiOS等の光ファイバーサービスに匹敵する速度を提供する事が出来る。Comcastは50 Mbpsのサービスを家庭向けでは月額$149.95、ビジネス向けには$199.95で提供を開始する。
ComcastはDOCSIS 3.0の導入を積極的に進めることを発表しており、2008年末までに20%の世帯をサービスが受けられるようにし、2010年には100%のシステムで導入を完了させる。また、最高速度も現在の50 Mbpsから、デマンドを見ながら100 Mbpsまで引き上げられる。Comcastは160 Mbpsのサービスも提供可能と発表している。
DOCSIS 3.0を提供するには空きチャンネルが必要になる。ミネアポリス/セントポール地域では既存のアナログチャンネルを減らすことなく、サービスを開始できたが、地域によってはアナログチャンネルをデジタルサービス層に動かす必要も出てくる。また、この速度を実現するには、ノードあたりの世帯数を減らす必要もある。ケーブル事業者は現在、1ノードで250から2000の世帯をつないでいる。ケーブルモデムは帯域を共用しており、ノードを増やす(1つのノードの世帯数を減らす)ことは既存のケーブルモデムの速度を増やすことにも貢献する。Comcastはミネアポリス/セントポール地域では、DOCSIS 3.0導入の為のシステム・アップグレードにより、既存の6 Mbpsサービス(ビデオとのバンドルで月額42.95)の上流速度は384 Kbpsから1 Mbps、8 Mbpsのサービス($52.95)の上流速度は768 Kbpsから2 Mbpsに増えた。
