CESからのニュース

1月8日から10日まで、CESが開始された。今年のCESの参加者は約13万人で、2007年の143,695よりダウンした。CESからの多チャンネルサービス関連のニュース。

  • DBSサービスを提供するDish Networkと別会社になったEchoStarはハードウェア会社である事をアピールした。特に注目されたのはデジタルTVコンバーターのTR-40とTR-50。TR-40はデジタル放送をアナログTV向けにコンバートする、NTIAのクーポンで購入出来るベーシックなコンバーターだが、値段は$39.99と安く、$40のクーポンだけで入手が可能。同社はTR-50と呼ばれる、DVR機能を追加した製品も発表した。TR-50はCESの「Hottest Home Video Product」を得た。TR-40、TR-50共に、EchoStarブランド以外に、同社が買収したSlingのブランドでも発売される。
  • EchoStarはまた、そのSling社の製品をDish Networkだけでなく、その競合のケーブルTV事業者、IPTV事業者にも売っていくことを発表した。その一環として、同社はSlinbgModemと呼ばれるケーブルモデムを内蔵したSling Mediaのバージョンも発表した。
  • CableLabsはその標準ミドルウェアのOCAPの名称をTru2wayと変えた。これは、OCAP製品をコンシューマに売り込む事を考えてのことである。CEAは機能を削ったDCR+を規格として売り込んでおり、Tru2wayは本当の双方向サービスの規格である事をアピールする。
  • ComcastとPanasonicはTru2wayと名前が変わって最初のOpenCableミドルウェア対応の製品として、ポータブルDVRのAnyPlay Portable DVRを発表した。AnyPlay DRVは通常のDVRの様に家庭に設置出来るが、8.5インチのLCDディスプレイを持つ「P-DVR」をドックステーションから外し、外に持ち出し、録画したビデオを見ることが出来る。AnyPlay DVRはその他、DVD、CDの再生も出来る。
  • Comcastはまた、そのVODのライブラリーを飛躍的に増やす、Project Infinityを発表した。ComcastはHDのコンテンツ数で、DirecTVと戦いをしているが、Comcastは主要なHDチャンネルを提供し始めるだけでなく、年末までに毎月提供するVODでのHDの映画の数を1000以上にする。現在、Comastが毎月提供するVODの映画は1300程度であるが、それを6000タイトルに増やす。Comcastはまた、昨年夏からベータテストしてきた、インターネットポータルのFancastを正式に発表した。FancastではViacom、CBS、NBC、ABC、Lifetime等のチャンネルが提供する9万以上動画を見ることが出来る。
  • MSO経由の販売だけでなく、家電店での販売を行うことを昨年発表した、STBベンダーのDigeoはインターネットのコンテンツにアクセス出来る事をアピールし、そのコンテンツパートナーとして、写真シェアリングのYahoo! Flickr、音楽ダウンロードのFinetune、ゲームのAccedo Broadband、情報サービスのCloverLeaf Digitalとの契約を発表した。しかし、ポール・アランをバックに持つ、Digeoは売上げを増やすことに苦労しており、その社員の半分にあたる80人をレイオフしている。Digeoは8つのMSOと契約があり、これまでに約40万台のSTBを設置している。
  • MicrosoftはIPTV向けに100万台のSTBを出荷した事を発表した。MicrosoftのSTB、Mediaroomは18ヶ国の20の事業者が採用している。Microsoftはまた、Mediaroomの新機能として、1台のDVRに録画された番組を他のSTBからも視聴可能にするマルチルーム機能を発表した。接続には同軸ケーブル上でIP送信を行うMoCAが使われる。