CBSとTWCが和解

CBSとTime Warner Cable(TWC)の再送信ライセンス料を巡る争いは、TWCがCBSの再送信を止めた4週間後にやっと解決した。ニューヨーク、ダラス等のTWCの加入者は4週間、CBSの再送信を見る事が出来なかった。TWCは一部の加入者には地上波アンテナを無料で配るなどをしていたが、それほど大きな問題にはなっていなかった。これは時期が夏休みで、放送も再放送が多いためであり、アメリカンフットボール、それに新番組がスタートする9月には和解しないと大きな問題になる事は確実であった。TWCとCBSが合意したライセンス内容は非公開だが、オンラインでの配信条件が争いのポイントであった。これまでの契約では、CBSの地上波をTWCが再送信する事がベースで、それらのコンテンツのオンラインでの配信はおまけで、TWCはほぼ無料でCBSの番組をオンラインで配信する事が出来た。しかし、新しい契約ではオンラインは別扱いになっている。契約金額としては、放送の方がまだ大きな額であるが、オンラインでの配信権利が契約内容としては主役になり始めている。

再配信を止めたTWC、そして高価な再送信料を求めたCBSの両者とも批判を受けた。CBSは8月の視聴率を落とし、TWCは加入者をVerizon等に奪われ、厳しい戦いであった。しかし、この争いで儲かった会社もある。テレビアンテナメーカーのChannel Master社は8月の売上は、7月より150%も増えたと報告している。TWCは一部の加入者に対して無料でアンテナを渡した以外、Radio Shack、Best Buyはアンテナのセールをしていた。