Cバンドでの5Gが延期

Verizon、AT&T等が高額で競り落としたCバンドを使った5Gサービスの提供に遅れが出ている。問題はCバンドでの通信が飛行機の高度計に干渉する可能性があることで、FAA(連邦航空局)と航空会社がこの問題がクリアするまで、Cバンドでの5Gサービス開始の延期を求めている。この高度計は有視界飛行が不可能な場合に使われるもので、飛行場近く以外での問題は無い。また、現在導入されている高度計の90%にも影響は無い。飛行場近辺以外ではCバンドの利用は出来るが、飛行場が含まれる約10%のライセンスで問題がある。実際に干渉が起きるのか、どのように回避できるかを検討するには時間がかかる。Cバンドを使った5Gの導入直前に問題が明らかになったのはFCC、FAA、それにNTIA(電気通信情報管理庁)間のコミュニケーション不足から起きている。NTIAは連邦政府の通信帯域の管理をしており、競売以前にFAAはNTIAに対して高度計に対する懸念を伝えたが、競売をするFCCには伝えなかった。NTIAは高度計への干渉は無いとし、FAAの懸念をFCCには知らせなかった。FAA、あるいはNITAから正式なコミュニケーションがなかったとしても、FCCの一部はこの問題を知っていたはずだが、通信事業者に公開することなく競売が実施された。