Broadcast Internet規則

FCCは12月にATST 3.0でのデータキャスティングのBroadcast Internetに関する規則を発した。まずは、ATSC 3.0でのデータキャスティングもこれまでの放送波の補助/補足的なサービスと同様の扱いとした。Broadcast Internetで得た収入に対するFCCへの支払いはこれまでと同様に放送局が補助/補足的サービス収入の5%となる。また、放送局自身でBroadcast Internetのサービスを提供するだけでなく、帯域(データ容量)の一部を第三者に貸すことが出来る事も確認された。これにより、参加局の帯域を管理し、全米規模でのサービスを提供する事が可能になる。SinclairとNexstarのJVのBitPathがこのような事業を行おうとしている。

放送局の主要な事業はテレビ放送であり、Broadcast Internetに特化することは出来ない。しかし、テレビ放送の定義は480iであり、残りの帯域すべてをデータキャスティングに使える。テレビ放送の定義をHDに引き上げるべきの提案が多チャンネルサービス業界からあったが、FCCは現状で不要であるとした。

規則的に大きくと変わったのはPBS等のの非営利教育局(Noncommercial Educational Stations = NCE局)に対してである。NCE局の主要なサービスは教育放送であり、これまでは補助/補足的なサービスは最低限でしか許されていなかったのが、新たな規則ではこれが自由になり、さらに、Broadcast Internetでのサービスが教育目的であれば、主要なサービスとして認められた事である。これより、NCE局はテレビ放送は行わず、教育目的のBroadcast Internetに専念する事も可能になる。教育目的のBroadcast Internetサービスで得た収入からの政府への支払いは営利目的の半分の2.5%となっている。