ATSC 3.0対応のスマートフォン

Sinclair GroupのOne Media社はSaankhya LabsのATSC 3.0対応のチューナー・チップセットのSL4000を使ったAndroid OSのスマートフォン、One Media Mark Oneを発表した。Mark Oneはアンテナ内蔵で、ATSC 3.0を使ったNEXTGEN TVの放送を受信する事が出来る。SinclairはATSC 3.0のモバイル機能に注力しており、Mark Oneはその機能をデモするための重要な製品になる。SinclairによるとAT&T、それにT-Mobileの回線を利用している2つのMVNOがATSC 3.0対応のスマートフォンの提供に関心を示している。Sinclairはまた、ニューヨーク等の州で公共安全の為にモバイルデバイスにATSC 3.0チューナ内蔵を義務化する規則の立法化も狙っている。Mark Oneは通信事業者、議会等でのデモ向けに使われる以外、NEXTGEN TVの放送が開始されている地域のSinclairの一部社員に無料で提供される。One MediaはMark Oneの市販も検討しており、$200から$300の価格になる。

Sinclairはまた、ATSC 3.0のテストとデモを行う目的で、ワシントンDCで2つ放送局をWMTM社から購入した。Sinclairが購入したのは低出力クラスA局局のWDCOと中継局のWIAVで、WDCOは15kW、WIAVはフルパワーの48 kWで放送をしている。SinclairはATSC 3.0のモバイル放送、データキャスティング機能等のテストとデモンストレーションを行う予定。