AmazonとWalmartの戦い

先月号でAmazonとWalmartの戦いに関して書いたが、この争いはさらにエスカレートをしている。AmazonはWalmartの重要な顧客層である低所得層を引き付ける為に、政府からの援助を得ている世帯に対してAmazon Prime月額料金を$11から$6に引き下げた。Amazonはすでに政府が低所得層向けに支給している食品補助施策のFood Stampを受付始めてる。Amazonは低所得層向けのPrime料金を値引きし、さらにFood Stampを受け付ける事でWalmartの基礎を脅かそうとしている。Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)社によると、アメリカにおけるAmazon Primeの会員数は昨年から35%増え、8500万人に達している。Amazon Prime会員数はAmazonのアメリカでの顧客数の63%になっている。

このAmazonの動きはWalmartを心配させており、Amazon対策を強化している。WalmartはそのITベンダーに対して、Amazon Web Server(AWS)を使う事を禁じた。Walmartの仕事が欲しければ、AWSではなく、MicrosoftのAzure等を使わなければならない。さらにWalmartは一部の運送事業者に対してもWalmartとAmazonの荷物の両方を扱う事を禁じる通知も送っている。