FreeWheelが発表した「Video Monetization Report, 2Q2013」(http://www.freewheel.tv/docs/Q2_2013_
FreeWheel_Video_Monetization_Report.pdf)によると、 オンラインビデオの視聴は年率38%で増えている。レポートではコンテンツをオンラインのみで提供されている「Digital Pure-Play」(例えばYouTube)、それにテレビ等でも放送されている「Linear + Digital」(例えばHulu)の2種類に分けており、成長率はそれぞれ41%と32%となっている。Digital Pure-Playでは、広告の83%は短編ビデオ(5分以下)から来ているが、Linear + Digitalでは短編は38%、中編(5~20分)、長編(20分以上)とより平均的になっている。これまでオンラインビデオの広告は、15秒以下が普通であったのが、長編ビデオが増える事で、30秒広告が増えており、短編でも30秒広告が多くなっている。30秒広告は2012年Q2では全体の43%であったのが、2013年Q2では50%に達している。
視聴するデバイスとしては、PC/Macが2012年Q2では89.1%であったのが、2013年Q2には81.3%に減っている。スマートフォンが7%から13.2%、タブレットが2.2%から4.3%に増えている。しかし、広告再生で見ると、まだPC/Macが大きな勢力であり、全体の89.2%を占めている。スマートフォンは、ビデオ全体では13.2%のシェアがあるが、広告では5.6%で、マネタイズが出来ていない事を示している。タブレットはビデオ全体では4.3%で、広告でも3%であり、効率はスマートフォンより高い。
![ImageCapture[10-04-2013-4]](https://www.nsirinc.com/compass/wp-content/uploads/2013/10/ImageCapture10-04-2013-4.jpg)
FreeWheel
なぜ、スマートフォンではマネタイズの効率が低いのか? 様々な理由が考えられるが、その1つに白人よりマイノリティーの方がスマートフォンの利用率が高い事があるかも知れない。携帯電話利用者におけるスマートフォンの率は、Nielsenによるとアメリカ全体では62%で、白人は58%である。これに対して、アフロ・アメリカン、ヒスパニック、アジアンではそれぞれ71%、72%、76%である。オンラインビデオ広告はまだ大手スポンサーが多く、マジョリティー向けであり、マイノリティー向けコンテンツには目を向けていないのかも知れない。
![ImageCapture[10-04-2013-5]](https://www.nsirinc.com/compass/wp-content/uploads/2013/10/ImageCapture10-04-2013-5.jpg)
Nielsen
