TiVoの新DVR

TiVoは、FCCからアナログ放送のチューナを内蔵しないDVRを販売する事の許可を得て、新しいDVR製品ライン、Roamioを発表した。すでにアナログで放送をしているフル出力のテレビ局は無くなっているが、2015年9月1日までは低出力、それに中継局はアナログ放送をする事が出来、テレビチューナを持つデバイスはアナログとデジタルチューナの両方を搭載することが義務付けられている。TiVoはすでにそのPremiere Eliteでは、アナログチューナを搭載しない事の許可を得ているが、FCCは新型DVRにも免除の適用を申請していた。FCCは、TiVoに対してアナログチューナが搭載されていないことを明記する事を条件にしている。

Roamioシリーズは、3つのモデルで構成されている。ベーシックなRoamioは4つのチューナ、500 GBのHDDを内蔵し、$200で販売される。$400のRoamio Plusは6チューナ、1 TBのHDDを持ち、$600のRoamio Proは6チューナ、3 TBのHDDを持つ。3モデルともCableCARD、802.11n WiFiに対応している。TiVoのDVRを使うのには月15ドルの利用料がかかる。RoamioはこれまでのPremiereシリーズと同様にYouTube、Netflix、Vudu等のOTTビデオを見る事も出来る。

RoamioはHTML5に対応している。Roamioは、Opera Device SDKでウェブ、あるいはHTML5のコンテンツへのアクセスを可能にしており、Opera TV Storeからアプリをダウンロードする事が出来る。Opera TVはSony、Toshiba、Philips、TCL、Humax等が採用している。Roamioは、またGoogleが開発したDIAL(Discovery and Launch)機能も持ち、TiVoのモバイル・アプリで検索したビデオをTVで見ることが出来る。

Roamio PlusとProはMoCA対応で、TiVo Miniとの組み合わせでマルチルームDVRシステムを構成する事が出来る。また、PlusとProはこれまでは別売りであったTiVo Steamの機能を内蔵し、コンテンツをトランスコードし、IPでのストリーミングを可能にする。また、録画したコンテンツをタブレット等にコピーし、視聴する事も出来る。

TiVoのサービスへの加入者は過去1年で100万世帯増え、360万世帯に達している。その加入者の増加は多チャンネル事業者経由から来ており、TiVo直接の加入者は今期で23,000世帯減少し、981,000世帯になっている。