Slingの新製品

プレースシフト・コンセプトのパイオニア、Sling(EchoStarの子会社)が2つの新製品を発表した。1つはSlingbox 350で、こまでのSling Soloに代わる、定価$180のエントリーレベル製品である。Slingbox 350は、HDに対応しているが、DVRとの接続はコンポーネント端子で行う。ハイエンド($300)のSlingbox 500はパススルーのHDMI端子を持ち、Google TVと同様にDVRとテレビの間につなぐことが出来る。Slingbox 500は、これまでの機能(DVRに録画した番組、あるいは放送中の番組をコンピュータ、タブレット等にストリームする)に加え、アンドロイド、iOSのスマートフォンにある写真をテレビに映す機能(SlingProjector)を持っている。現在は、静止画だけだが、ソフトウェアアップグレードでビデオにも対応し、スマートフォン上のコンテンツだけでなく、USBストーレッジからのコンテンツもTVで再生する機能も加わる。

HDMIのサポートはSlingの接続を簡単にするが、問題もある。多くの多チャンネル事業者はHDMIからの信号をHDCPで保護をしているので、HDMIでは使えない事が多い。Slingbox 500はソフトウェアのアップグレードでメディアプレーヤの機能を持つが、Netflix等のOTT-Vには対応していなく、コンテンツは多チャンネルサービスが提供するものに限られる。Simple.tv、Boxee TVの様にATSCチューナは無いのでSlingboxには、STB(DVR)が不可欠である。