インターネット広告の視聴測定

TVの視聴率測定を行っているNielsenが、Online Campaign Rating(OCR)と呼ばれるインターネット広告の測定を開始した。インターネット広告のトラッキングが様々なインターネット広告の会社が行っているが、TV視聴測定の様に第3者が行い、利用者のデモグラフィーが把握出来る物はこれまで無かった。Nielsenの測定はFacebookとの協力で行われる。測定の対象となる広告には専用のタグが埋め込まれ、Facebookの利用者が、Facebookにログインされた状態で、Facebook以外のサイトでもこれら広告が表示された場合、そのユーザの属性がFacebookからNielsenに報告される。

OCRにより、インターネット広告を誰がどの程度視聴をしているかが明白になり、よる高額での売買が行われていくことが期待されている。しかし、OCRにはプライバシー問題も指摘されている。Facebookから報告されるのは、利用者の性別と年齢だけで、それ以外の情報は無く、Nielsenはこれら情報をまとめた統計としてだけで扱い、個別には扱わないと約束している。TVの視聴測定の場合、対象になる世帯はNielsenと契約し、報酬を得ているが、OCRの場合、調査の対象になっている人が、どの様なデータを提供しているかを把握していなく、トラブルが起きることが予想される。