CablevisionのiPadへの放送

CablevisionとTime Warner Cableは多チャンネル放送で提供されている番組を放送と同時に家庭内でiPadに対してWiFiで配信するサービスを提供しているが、Cablevisionは新たにiPhone/iPad Touch向けのアプリケーションを発表した。このサービスに対して、コンテンツ事業者のViacomが反対をし、訴訟を起こしていたが、2社は和解をし、Viacomは訴訟を取り下げた。Viacomは、Time Warner Cableとも和解をしているが、どちらの和解条件とも発表されていない。

Cablevision、TWCのアプリケーションは共に、そのサービス加入者宅のWiFi網を使い、屋外ではTV番組を視聴する事は出来ない。Cablevisionは屋外でも一部のチャンネルを視聴可能にする様に、交渉を始めたと発表している。Cablevisionはそのサービス地域内で、WiFi網を構築する事に力を入れており、そのWiFi網を使ったビデオサービスを検討していると思われる。同社は最近そのケーブルTVの双方向チャンネルで、WiFi利用可能地域を検索するサービスを始めた。Cablevisionへの加入者は、ケーブルTVの910チャンネルで、同社のWiFi網のサービス地域の地図、利用方法等の情報を得る事が出来る。

IPadへの同時再配信の問題は、多チャンネル事業者の既存の契約でTV以外のデバイスがカバーされているであり、また、ネットワークはこれが普及した場合の視聴率の計算も気にしている。TV Everywhere等のインターネットでの番組配信は放送と同時ではなく、広告も異なり、放送視聴率には計算されない。しかし、iPad等への同時再配信の場合、内容は放送と同じであり、視聴率に加算される必要がある。NielsenはTWCとCablevisionの協力で、視聴率の測定を行う技術のテストを始めた。TWCのアプリは600,000本、Cablevisionのは200,000本のダウンロードがある。