Comcastの新VODアーキテクチャー

Comcastは新たなVOD配信のアーキテクチャーを検討している。同社はそのVODのタイトルを10万以上に増やす、「Project Infinity」を発表しているが、このアーキテクチャーはその実現化に必要となる。現在、Comcastはサービス地区に複数VODのサーバーセンターを設置している。例えば、フィラデルフィアだけで、13のVODセンターがあり、それぞれがほぼ同じ内容のビデオを蓄積している。このアーキテクチャーでは10万本のVODタイトルに対応する事は困難である。Comcastは新たに2つのスーパーセンターをウェスト・チェスター(ペンシルバニア)とデンバーに設置する。それぞれ、東側、西側の市場を担当し、また、お互いのバックアップを行う。ビデオは自動的に階層式に分散され、頻繁にアクセスされるビデオはヘッドエンド、あるいはハブのサーバーにキャッシュされる。基本的にインターネットでのコンテンツ配信ネットワークと同じ構成である。

このアーキテクチャーはまた、全国レベルでの広告の挿入も可能にする。Comcastが計画中の放送中の番組を録画し、放送中だけに再スタートを可能にする「Start Over」のサービスもこのスーパーセンターで行われる。現在、ComcastはMotorola、それにSeaChangeのVODサーバーを採用している。