CableLabsはケーブルTV事業者が行うTV番組のインターネット配信のサービス、TV Everywhereのインタフェース規格を発表した。TV Everywhereの規格はOnline Content Access(OLCA)と呼ばれ、多チャンネル事業者からその加入者に対するインターネットでの番組配信の共通規格となる。TV Everywhereでは多チャンネル事業者と番組提供者の2者におけるユーザ認証が必要となり、OLCAはそのメカニズムを作る。OLCAでは、3つのシナリオ別に規格をまとめている。
- 最初のシナリオは、Time Warner Cableが推進している方法で、加入者はそれぞれのコンテンツ事業者のサイトに行き、ビデオを視聴する。ユーザはコンテンツ事業者のサイトに行くが、認証は多チャンネル事業者が行い、そのユーザが自社の加入者であり、そのコンテンツを見る事の出来るサービスに入っている事を確認する。
- 第2のシナリオは、Comcastが行っている方法で、ユーザは多チャンネル事業者のポータルに行き、そのポータル内にあるコンテンツにアクセスをする。認証は多チャンネル事業者が行う。
- 第3のシナリオはハイブリッドモデルで、ユーザは多チャンネル事業者のポータルに行くが、ビデオはそれぞれのコンテンツ事業者のサイトから配信される。認証は多チャンネル事業者が行うが、その結果はコンテンツ事業者に報告され、その番組を配信するかの決定はコンテンツ事業者が行う。
ユーザ認証のアーキテクチャーにはSecurity Assertion Markup Language(SAML)2.0が採用されている。
