HDチャンネルに関してはケーブルTVとDBSのどちらが良いかで,ケーブルTV事業者とDBS事業者が喧嘩を始めている。ことの始めはDirecTVが,同社の方がケーブルTVより多く,画質の高いHDチャンネルを提供しているとのTV広告をした事であった。Time Warner Cableは,この広告は真実ではないとして訴訟を起こした。訴訟はこれからであるが,法廷はDirecTVに対して,裁判の結果が出るまで,その広告の放送を辞めさせた。DirecTVはすぐに,映画「バック・ツー・ザ・フューチャー」のChristopher Lloydを使い,「近い将来」にはDirecTVの方がより多くのHDチャンネルを提供するとの広告を始めた。TWCはこの広告も放送中止するように求めたが,「近い将来」と言っているので偽りにはならないとして,要求は認められなかった。
今度は,Comcastがこの争いに参加した。Comcastは新聞,ラジオ等の広告で,309人の視聴者調査の結果,65.5%がComcastのHDの画質がDirecTV,EchoStar(Dish Network)のHDより優れていると答えたと宣伝をし始めた。この広告ではDirecTVが自社の方がHDチャンネルが多いと言っているのは嘘で,4月24日の午後9:17時にフィラデルフィアではDirecTVは16チャンネルのHDを放送したのに対して,Comcastは200のHD番組の選択肢があったとしている。200にHD番組はには180のVODが含まれている。
DirecTVはこの広告に反論をするであろうし,Comcastの広告ではEchoStarの名前も出ており,EchoStarも無視をする事は出来なくなり,この喧嘩は大きくなりそうである。
