National Showの話題はOCAP

5月7日からラスベガスで開催されたケーブルTV事業者の最大の展示会,NCTA(National Cable Telecommunications Association)のNational Showの大きな話題はOCAP(OpenCable Applications Platform)であった。ケーブルTV事業者はOCAPを2007年から2008年にかけて採用する事を発表した。そのシステムの70%でScientific Atlanta製のヘッドエンドを使っている,Time WarnerはSAヘッドエンドの環境ではすでにSamsung製のOCAP対応のSTBを導入し始めている事を発表し,Motorola製のシステムでも年内にテストを開始し,2008年には導入を開始する。Coxは2つのマーケットでOCAPのサブセットである,On-Ramp to OCAPのテストを行っている事を発表した。On-Ramp to OCAPは既存のSTBを使い,基本的なOCAPアプリケーションを走らせることを可能にする。
ComcastはそのデンバーとフィラデルフィアのシステムでOCAPをテストしており,その80%のシステムを年内にOCAP対応にし,OCAP対応のSTBの導入は2008年に開始する予定。

ベンダーもOCAPに対するサポートを次々と発表した。Scientific AtlantaはすでにOCAP対応のSTBの出荷を始めているが,それに加え,インタラクティブTVソフトウェア会社のItaasとの共同で,OCAPアプリケーション開発ツールとサポートを提供する事を発表した。競合のMotorolaもWindows XP上で走るOCAP Simulator and Software Development Kitを2007年第3四半期に出荷する事を発表した。

PanasonicはOCAP対応HD-DVRのPCH2180,OCAP対応のプラズマTV,それにOCAP開発ツールを発表した。PCH2180はCableCARDインタフェースを持つ,MPEG-2,MPEG-4,VC-1のコーデック,MoCAホームネットワーク等をサポートする次世代STBで,2007年第4四半期の出荷予定。OCAP対応のプラズマTVは2008年第3四半期に出荷の予定。

STBベンダーのDigeoもOCAP対応のHD-DVRとOCAP環境で走る同社のMoxiインタフェースを発表した。OCAP対応のMoxi HD-DVRは2007年第4四半期,OCAP上で走るMoxiは2008年初旬に出荷の予定。