2016年に映画スタジオのLionsgateは有料チャンネルのStarzを$44億で買収した。コンテンツ制作と流通を持つ事で、新たな事業機会を狙った。しかし、LionsgateとStarzは個別の事業のままで運営され、シナジーは生まれなく、3年前から分離への準備が始まっていた。最終的な許可が降り、5月13日に分離が完了し、コンテンツ制作会社のLionsgate StudiosとTVチャンネルとSVODのStarz Entertainmentに別れた。
Lionsgateは映画とテレビ番組の制作に専念する。Lionsgateはこれまでの映画ライブラリーを持つが、Starzとは配信契約をしており、ライブラリーに加え、新作映画の放送/配信権利を2028年までStarzが持つ。Lionsgateは自社ブランド、あるいはStarz向け以外にもApple TV+、Amazon、USA Network(NBCU)、Netflix等のコンテンツも制作している。
Starzは多チャンネル向け有料チャンネルとSVODサービスの会社になる。StarzのSVODサービスには2024年末の時点でアメリカ/カナダに1257万人、世界全体で1721万人の加入者がいた。SVODサービスとしては10位程度になる。独立したサービスとしての生存は難しく、Apple TV+等の買収ターゲットになると思われる。
