加州が俳優に関するAI法を通過

俳優を代表する団体のSAG-AFTRAは昨年のストライキで得た生成AIからの保護をカリフォルニア州で拡大することに成功した。SAG-AFTRAが後援するAB 2602とAB 1836は8月に州議会を通過し、9月にニューサム州知事が署名した。SAG-AFTRAが得た保護は映画とテレビの俳優のみが対象となるが、AB 2602はそれをコマーシャル、ゲーム、声優等にも適用し、俳優との契約においてAIでの利用範囲を明確にし、許可無しの肖像、音声の利用を禁じる。AB 1836はその保護を故人にも適用し、俳優の遺産相続者に対して死後70年間の保護期間を与える。

ニューサム知事はAB 2602とAB 1836に署名したが、AI開発を規制するAB 1047に対しては署名を拒否し法案は通過しなかった。法案は開発費が$1億以上のAIプロジェクトを規制対象にするが、プロジェクトの内容に関わらず厳しい規制が適用され、ニューサム知事は「これが最善のアプローチとは思えない」と署名を拒否した理由を説明した。