最大の広告付きストリーミング・サービスは当然、YouTubeである。YouTubeには広告無しのYouTube Premiumもあるが、収入の90%以上は広告である。2位はRoku Channelである。Roku Channelは100%広告収入で、アクティブな利用者は1.2億と発表されているが、アメリカ以外も含む。同様にFoxのTubi、Paramount GlobalのPluto TVも広告視聴者は多い。SVODに限定し、YouTubeを除くと、1位はこれまではHuluであった。Huluは5000万世帯近い加入者を持ち、その70%近くは広告付きプランであるので、3500万世帯の広告付きプラン加入者がいる。1つのアカウント(世帯)には複数の視聴者がいるので、広告視聴者はもっと多い。Peacockの広告付きプランへの加入率は80%でHuluより多いが、加入者は全体で3300万であるので、広告付きプランへの加入世帯は2500万人程度である。
Amazon Prime Videoが広告付きプランを始めたことで、状況は変わっている。Amazonは広告付きプランを加えるのではなく、これまでのプランを広告付きにし、広告無しは追加料金にしたので、殆どの加入者は広告付き利用者になった。eMarketerは85%が広告付きプラン加入していると報告している。アメリカのAmazonのPrime会員数は1.8億世帯と推定されているが、頻繁にPrime Videoを見ているのはその一部である。Prime Video利用者が半分だとしても、広告付きPrime Videoを利用している世帯数は7500万になる。世帯に視聴者が2人として、1.5億人の広告視聴者になる。

eMarketer
