多チャンネル向けネットワークのデジタル/ストリーミング化は困難である。有料チャンネルのコンテンツを無料で配信することは出来ない。有料で提供しても放送の視聴者を奪うことになり、加入者のネットがゼロでは投資分が赤字になる。ドラマは放送後にストリーミングする等のウィンドウのタイミングを調整し、両方を使い分けることが出来る。しかし、ニュースあるいは、スポーツ専門のチャンネルではそれも出来ない。しかし、多チャンネルサービス加入者が減っている中、ストリーミング化をしないことはオプションではない。
Warner Bros. DiscoveryのCNNは2022年にCNN+をローンチした。共食いを避けるために、CNNチャンネルの再送信ではなく、オリジナルなコンテンツを主体にしたが、サービスは33日しかか続かなかった。CNNは現在、デジタルでのサブスクリプション・サービスを再度立ち上げるために組織再編を行っている。デジタルサービスの内容は不明だが、AIを活用したものになると発表されている。組織再編の目的はCNNの国内と国際ニュース、それにテレビ、文字(アプリ向け)、デジタルビデオの垣根を取り除くことを目的で、従業員の3%に相当する100人のレイオフされた。
