TWCの新しいタイムシフト・サービス

Time Warner Cable(WTC)はその23のシステム中の6つで,Start Overと呼ばれる,ネットワークベースのタイムシフト・サービスを提供している。Start Overはその名の通り,放送中の番組を巻き戻し,最初から再スタートする事を可能にする。Star OverはDVRでは無く,ネットワークベースのサービスで,番組が放送されている間だけ利用する事が出来る。7:00スタートの30分番組であれば,7:29分にテレビをつけても,最初から見る事が出来る。早送りは出来ず,広告をスキップする事は出来ない。Start OverはCBS以外の殆どの大手ネットワークがサポートしており,利用者の評判は高い。今回,TWCは新たにLook Backと呼ばれるサービスを開始する。Look BackはStart Overの延長で,その日に放送された番組を,深夜12時までであれば,再生出来る。DVRとは異なり,録画予約をすることなく,その日,見逃した番組を見る事が出来る。Start Overと同様に,広告をスキップする事は出来いない。Start Overと同様に無料であり,10月からサウスカロライナで開始される。

TWCの親会社のTime WarnerはTuner Broadcasting,CNN等のTVネットワークのオーナーでもあり,DVRによる広告スキップは他のケーブルTV事業者以上に身近な問題である。TWCは有料のDVRサービスも提供するが,広告をスキップ出来ない無料のタイムシフトサービスも需要があると考えている。このサービスがどれほど利用されるかは,利用可能なネットワークの数が大きく影響をする。TWCは視聴率調査をしているNielsenに対して,Start Over,Look Backの視聴は放送放送と同じ日の視聴であり,広告もスキップする事は出来なく,放送時の視聴率として計算するように交渉をしている。この交渉が成功すれば,Look Backのサポートは増えるであろう。