先月にサンフランシスコ/オークランド/サンノゼでATSC 3.0での次世代放送が開始したことで、提供地域は50地域になり(全米の放送地域は210)、約60%の世帯がNEXTGEN TVの受信が可能になっている。放送は開始しているが、ATSC 3.0には後方互換性が無く、ATSC 1.0での放送も続ける義務があるため、複数の放送局がパートナーになり、放送を始めている。1つ、あるいは2つの局がATSC 3.0に移行し、自社の主チャンネルとパートナー局の主チャンネルを新技術で放送し、移行していない局がATSC 3.0での放送を始めた局の主チャンネルと副チャンネルをATSC 1.0で放送している。このため、帯域に余裕が無く、4K等のATSC 3.0で可能になる機能を使った放送は出来なく、利用は低い。また、このアレンジメントは放送局が多い大都市、それに放送局少ないルーラル地域では困難である。この問題の解決のために、FCCとNABは「Future of TV」イニシアチブをスタートさせた。Future of TVはATSC 1.0での放送を引き続き行うことを求める規制の緩和を含め、ATSC 3.0での放送を推進させる方法を検討していく。
