スーパーボウル視聴者は1.13億人

今年のスーパーボウルは地上波のFoxとFox.comでストリーミングされた。これまでとは異なり、Fox.comでの視聴には多チャンネルサービスへの加入は不要であった。Nielsenによる放送とストリーミングでの視聴者数合計は1.13億人で、昨年(NBC)の1.123億人を若干上回った。ストリーミングで視聴者は700万人で3年前にFoxがスーパーボウルを放送した時より108%増えたが、前年からの増加は18%であった。視聴者のピークはハーフタイムショーで1.187億人であった。

マルチ・カレンシーの時代であり、スーパーボウルの視聴者数を発表したのはNielsenだけではない。2500万世帯のスマートTVから視聴データを得ているSamba TVによると今年のスーパーボウルを視聴した世帯は3670万世帯で、昨年の3650万世帯から僅か増えていた。ハーフタイムショーを視聴した世帯は2850万で、昨年の2870万を下回った。AdImpactによると、今年のスーパーボウル視聴者数はキックオフの時点が9880万人、ピークのハーフタイムショーが1.235億人で、試合終了時点では1.134億人であった。iSpot.tvの報告ではスーパーボウルを視聴した世帯は全体で5990万、平均では4820万で、1.284億人が家庭でスーパーボウルを視聴した。iSpot.tvは家庭外での視聴も調査しており、バー、レストラン等で1640万人がスーパーボウルを視聴した。家庭外での視聴は昨年から32%増えている。

今年のスーパーボウルの広告コストは最大で30秒で$70億と報道されている。Foxは59個のブランド広告、それにFox、あるいはNFLからのプロモーションを流した。スーパーボウルがあった2月12日に放送された全広告の64.1%をスーパーボウルでの広告が占めた。今年、目立ったのはエンターテイメント会社の広告で、広告後のインターネットでの動きで広告の影響度を測定しているEDOによると、最もインパクトがあったのはWarner Brothersの映画「The Flash」の45秒の宣伝でエンゲージメント度は2373点であった。Disneyの創立100年記念の90秒広告は1248点で第3位であった。広告の有効度を測っているSystem1はDisneyの広告が最も有効であったとしている。


iSpot.tv

iSpot.tvは番組と広告の視聴者数を秒単位で報告しているだけでなく、パネルを使い広告のブランド認知度、好感度等も調査している。これによると、今年のスーパーボウル広告の内、72%が面白かったと感じられており、昨年の60%からアップしたが、心がこもっていると感じた広告は17%で、昨年の19%より低かった。

スポーツをストリーミングで視聴している人の最大の文句は遅延だが、大きな改善は見られなかった。Phenix社に調査では遅延がもっとも多かったのはFubo TVで平均で77秒の遅延があった。次に遅延が長かったのがHuluで69秒であった。遅延が最も少なかったのはFox.comの24秒であった。Fox.comのベストは2秒台で、ほぼ放送と同じであった。


Phenix