CESでのスマートTVの話題

ストリーミング・プレーヤーでは最大のシェアを持つRokuを内蔵したスマートTVはTCL、Hisense、Sharp、JVC、RCA等のブランドから発売されて来たが、Rokuは新たに自社ブランドのTVを発売する。RokuブランドのスマートTVは24インチから75インチの11モデルあり、価格は$119から$999のレンジで、2023年春の発売になる。Rokuはストリーミング・プレーヤー以外のハードウェアにも手を出しており、サウンドバー、スマートホーム製品も発売している。Rokuはまた、その利用者が7000万人になったことも発表した。2021年末での利用者数は6010万人であった。

ComcastとCharter Communicationsが設立したCTV向けOSのジョイントベンチャーのXumoは、Element ElectronicsからXumo TVが2023年後期に発売になることを発表した。ElementはRoku、それにFire TVを内蔵したテレビも販売している。現在、ComcastのCTV OSを搭載したXClass TVはHisenseが販売しており、同社はXumo TVも発売する予定である。XumoはFASTサービスのXumo Playも提供しておリ、新たにFASTチャンネルの管理とマネタイズに向けたツールの提供も開始した。ツールの1つはFASTチャンネル向けのコンテンツ管理システム(CMS)で、PGA Tourが最初のユーザになっている。その他の機能として、リニアチャンネルの制作、広告挿入、FASTチャンネル向けへのコンテンツのシンジケーション等があり、配信プラットホームのAmagi等への競合になる。

スマートTVの自動コンテンツ認識(ACR)技術を持つSamba TVはAI/MLを使ったスマートTVの開発でTCLと協力する。2社はSmart Screenと呼ばれる画面に映し出された俳優、製品、ブランド等をリアルタイムで認識する技術を開発する他、AI/MLを使ったレコメンデーション、それにジェスチャーによるナビゲーション技術等も開発している。

TiVoはCTV向けに開発したTiVo OSをAmlogicのチップセットに搭載することを発表した。TiVO OS搭載のチップセットは欧州のOEM向けに出荷され、TiVo OS搭載のスマートTVの開発が素早く、低コストで行えるようになる。TiVo OS搭載の最初のスマートTVはVestelから2023年春にイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインとトルコで発売になる。