Apple TV+が4月8日に最初のMLBの試合の配信と行った。映像の中断が1回あり、また、解説が軽すぎるとの批判があったが、1080p 60fpsdでの画質は良く、Megalodon(Sony a7R IVとDJI Rojin-Sを使ったカメラシステム)での撮影はシネマティックであり、文字もSF Proフォントを使い、アップルらしさがあった。しかし、最も重要なことは広告があったことだ。Apple TVもMLBの試合配信に限っては広告付きSVODモデルになったことになる。これまで広告付きSVODはHulu等、TVネットワークのDTCサービスだけであり、Apple TV+が最初にテック系で広告付きSVODのモデルを採用したことになる。
Appleは制作にMLB Networkのスタジオとスタッフを使っている。しかし、Appleはスポーツ配信を増やそうとしており、アメリカのプロサッカーリーグのMLSと2023年からの配信権の交渉を行っている。MLSと契約出来ればApple自ら制作設備を持つ可能性もある。
また、AppleがMLB.com等のMLBのストリーミングのプラットフォームになる可能性もある。MLBはストリーミング配信ではパイオニアで、2015年にライブ配信に特化したプラットフォームのBAMTech Mediaを設立した。Disneyは2017年にBAMTech Mediaの75%を買収し、2018年にDisney Streaming Serviceと社名を変更した。2021年にはアイスホッケー・リーグのNHLが持つ10%を買い、85%の株を持ち、今年中にMLBの残りの15%も買う可能性がある。MBLはMBL.com等での試合配信にDisney Streaming Serviceを使っているが、株を手放した時点で、Appleと新しいパートナシップを組む可能性がある。
