ComcastのNBCUniversalはHuluでそのテレビ番組を放送の翌日に配信をしていた。ComcastがDisneyにHuluの単独運営権を与える時点で、Peacockでも配信を可能にする契約変更をした。今年はその契約を更新することが出来る年であり、NBCUはSaturday Night Live等の主要なNBC番組のHuluでの配信を翌日から遅らせるよう変更をする。これにより、NBCのヒット番組を放送翌日に見たい場合はPeacockに加入するしか無くなる。新しい契約は今年の9月からの開始になる。NBCのコンテンツを優先することは加入者が伸び悩んでいるPeacockには大きな事であるが、Huluへのインパクトはさほどでは無いかも知れない。Ampere Analysisの調査ではHuluが配信しているコンテツの70%は独立系とDisneyであり、NBCの率は7%でしか無い。また、ComcastはHuluへの投資があり、Huluへのコンテンツ提供を断ち切ることは無い。しかし、Paramount GlobalとWarnerMediaにはHuluに気遣いをする必要はなく、契約更新時点でHuluに提供するコンテンツ数を大きくと減らす可能性がある。独占系のコンテンツ事業者もHBO Max、Peacock等に乗り換える可能性もある。これはHuluとDisney+の2つのサービスを運営しているDisneyには大きな問題である。現時点では、Huluは数多くの会社と契約しており、コンテンツの制作はDisney+向けを優先することが出来る。しかし、Huluのコンテンツが減り始めるとHulu向けのコンテンツ制作もしなければ無くなる。

Ampere Analysis
