Comcastの様に2300万の加入世帯を持つ大手ケーブルTV事業者だけでなく、アメリカには数多くの小さな局もある。加入者数が数千のケーブルTV事業者は300社以上もある。これらの小さなケーブルTV局がいかににアナログ停波を生き残るかも大きな問題である。
小さなケーブルTV事業者はまだ450 MHz以下のシステムで、デジタル放送は行っていない。彼らは2009年2月18日以後はデジタル地上波をアナログ変換し、放送する事で、サービスを続ける事は出来ても、デジタル(HD)無しでは生き残りは難しい。これら局はすでに、DBSにそのビデオ加入者を奪われており、ケーブルモデムでどうにか利益を出しているケースが多い。
だが、デジタル化をするには大きな投資が必要になる。デジタルゼロの現状から1年で、デュアルマストキャリー、HDチャンネルに対応出来るデジタル送信のレベルに達成させるには、資本力があっても大変な事である。
会社を売りたくても、買いたい人はいない。大手ケーブルTV事業者は加入者を増やしたいが、問題は抱えたくない。小さなシステムは効率が悪く、大手ケーブル事業者は手放すことはあっても、買うことは無い。
一部の小さな事業者はケーブルTV事業を辞めることも考えている。ビデオサービスはDBSの再販を行い、ケーブルモデムとVoIPだけにする考えである。しかし、ケーブルモデム、VoIPの利益率が高いのはケーブルTVと言うベースがあるからであり、そのベースを捨ては採算性を出すのは難しい。
