Liberty MediaによるDirecTVの株40%をNews Corpから購入する事に対して、FCC、司法省共に許可を出し、2月28日に買収が完了した。これで、元TCIのCEOで「ケーブル・カウボーイ」と呼ばれ、DBSを「Death Star」と呼び、敵視していたジョン・マローンがDirecTVの指揮を執ることになる。マローンの大きな戦いの1つは、地上波放送局を代表するNABとの再送信の問題になる。DirecTVは現在、210のテレビ放送地域の内、144で地上波再送信を行っている。DirecTVは6地域を追加し、150地域に増やす予定を持っているが、衛星による地上波再送信を全210地域で行う予定は無い。DirecTVは全地域で地上波再送信を行うキャパシティーは無く、また、採算性も無いとしている。しかし、NABはケーブルTV事業者に対する「マスト・キャリー」の様にDBS事業者にもサービスを提供する全地域でその地域の地上波再送信をする事を求めており、FCCに対してLibertyのDirecTV購入許可の条件にこれを加える事を求めていた。FCCは却下したが、NABはこの戦いを引き続いて行うことを宣言している。
