固定無線ブロードバンド

AT&T、Verizon等の電話事業者が光ファイバーへの投資を止めた事で、アメリカのブロードバンド市場はケーブルTV事業者がリードをしている。5Gの登場により無線での高速なインターネットサービスへの関心が高まっている。現時点では、StarryとVerizonがサービスを提供している。Verizonの5G Homeは2018年末に開始したが、新しいQualcommのチップセットを搭載したルーターを待ち、受付を一時休止していた。10月に新しいルーターの出荷が開始し、サービス地域としてはミネアポリス/セントポールが加わった。Verizonは田舎地域向けにLTEでの固定ブロードバンドサービスも48州の189地域で提供している。

StarryはワシントンDC、ニューヨーク、ロサンゼルス、デンバー等で5Gに類似した規格を使ったサービスを提供している。レシーバーが高価なことから、マルチテナント住宅だけを対象にしてきたが、新たに低コストのレシーバーを使い、一軒家向けにもサービスを開始する。

最近に完了したCBRS帯域(3550-3799 MHz)の競売で5G帯域を得たCincinnati Bellはこの帯域を使った固定無線ブロードバンドをシンシナティとハワイで提供する事を発表した。シンシナティでは1000の基地局を大シンシナティ地域の90%をカバーする予定。

Shenandoah TelecommunicationsもCBRS競売で得た帯域でバージニア、ウェストバージニア、オハイオで固定無線ブロードバンドを提供する。サービスは25 Mbps、50 Mbps、100 Mbpsの3ティアで、月額$60からスタートする。Nextlink InternetもCBRS帯域での固定無線ブロードバンドをコロラド、アイダホ、イリノイ等の11の州で提供する。