コンテンツの枯渇

COVID-19によりSVODサービスの加入者が増えている。Netflixの加入者はQ2で1000万人増え、Disney+も8月3日時点で6000万人を超えるサービスになっている。その他のSVODサービスも加入者が増えているが、コンテンツの制作は遅れており、見るコンテンツが無くなってしまう恐れがある。加入者が増えているだけでなく、視聴時間も増えている。Wedbush Securitiesによると、加入者がNetflixを見ている時間はこれまでの月間30~40時間から、50~60時間に増えている。見る時間が増えれば、見たいコンテンツをすべて見つくしてしまうまでの時間が短くなる。Netflixはコンテンツ事業者が独自のOTTビデオサービスを始めた事で、ライセンスしているコンテンツ数は減っている。オリジナルコンテンツ制作を加速してきたが、COVID-19でストップになっている。制作のペースが早く戻らないと、見たいコンテンツが減り、脱退が増える可能性がある。

他のSVODサービスにも同じ危機がある。Disney、NBCUniversal、WarnerMedia等は膨大なライブラリーを持っているが、古いコンテンツも多く、必ずしも見たい人が多いコンテンツではない。Netflixと同じに、コンテンツの制作は遅れている。オリジナルコンテンツが少ない事はスタートしたばかりのHBO Max、Peacock、Apple TV+に大きな影響を与えている。