CES: Roku対Amazon対TiVo

ストリーミング・プレーヤ市場の競争が激しくなっている。CESでRokuはRoku機能を搭載したRoku TVが新たに15のブランドから提供になることを発表した。すでに12のブランドからRoku TVが発表されており、Samsung、LG、Vizio、Sony以外の殆どのブランドからRoku TVが販売される事になる。RokuはさらにサウンドバーをRoku TVに接続する事を容易にするRoku TV Readyのプログラムも発表し、Denon、Polk、Marantz等のブランドからRoku TV Readyのサウンドバーが発売になる。

AmazonのFire TVの利用者数は4000万人に達したが、米国内では利用者3200万人のRokuに負けている。AmazonはRoku TVに対抗するためにFire TV内蔵のFire TV Editionに力を入れていくと共に、Fire TV Edition for Soundbarsも発表した。ストリーミング・プレーヤとの接続を簡単にするRoku Readyサウンドバーとは異なり、Fire TV Edition for SoundbarsはFire TVを内蔵したサウンドバーで、TCL等のブランドから発売になる。

Amazonはさらにブロードバンド事業者がカスタマイズしたFire TVを提供する事を可能にするFire TV Edition for Operator、さらに、自動車向けのFire TV Edition for Autoも発表し、様々な製品にFire TVを搭載していく。VerizonがFire TV Edition for Operatorsに参加し、BMW、Fiat-Chrysler等がFire TV for Autoへの参加している。

このストリーミング・プレーヤの戦いにTiVoも参戦した。TiVoはCESで$70のTiVo Stream 4Kを発表した。TiVoはストリーミング再生・プレーヤだけでなく、OTTサービスもスタートした。AmazonにはSVODのPrime VideoとAVODのIMDb TVがあり、RokuはAVODのRoku Channelを持っているように、TiVoは50近いリニアチャンネルを配信する、広告ベースのTiVo+を発表した。

TiVoは独自のメタデータを使い、コンテンツの発見に強く、Roku、Fire TVの大きな競合になる可能性がある。さらに、TiVoはDVRをMediacom等、多くの中小ケーブルTV事業者にライセンスをしてきており、事業者とはすでに関係がある。TiVoは事業者へのライセンシングを狙い始めているAmazon、そしてRokuへの大きな挑戦者になる。