ICOもモバイルTVを狙う

ICO Global Communicationsはその大規模衛星のG-1の打ち上げに成功した。G-1は高さ27フィートの衛星で、40フィート近いアンテナ、幅100フィートのソーラーパネルを持つ巨大な衛星で、元は音声とブロードバンド通信を提供する為に開発されてきた。しかし、Iridumを含め、衛星を使った音声とブロードバンドサービスを狙った事業は失敗した。ICO Globalは計画を変更し、この衛星を使い、DVB-SH(DBV-Satellite services to Handheld)ベースのモバイルTVサービスを提供する事になっている。まだ、ICOは衛星通信の穴を埋める為の1500~2000の地上トランスミッターを設置する必要があり、サービスが開始出来るのは2009年になる。QualcommのMediaFLOが大きな競合であるが、ICOは携帯電話の様な小さな画面ではなく、500 kbpsのチャンネルを生かし、より大きな画面を持つ自動車エンターテイメント市場を狙う。ICOの衛星は双方向機能を持ち、自動車向けにインタラクティブなナビゲーション機能を提供する事も出来る。ICO Global、それにWiMAX事業者のClearwireは共にクレイグ・マッコウの会社であり、ICOとClearwireはICOの衛星通信とCleawireのWiMAXを使ったハイブリッド・システムの開発も検討している。