スーパーボウル視聴者減少

試合が低得点であったことも原因しているであろうが、スーパーボウルの視聴者数は今年も下がった。平均視聴者(分毎の測定の平均)はスポーツバー等の公共での視聴を加えて1.127億人で、昨年の1.182億人から4.8%の減少をしている。パブリックビューイングを除いた全デバイスでの視聴(放送とインターネット)は1.007億人で、昨年の1.034億人より、2.6%低かった。視聴者数のピークは2015年で、1.144億人の視聴者数であった。

ストリーミングでの視聴者数は260万人で、昨年より31%の増加であった。ストリーミング視聴は750万台のデバイスから行われ、合計視聴時間は5.6億時間であった。ストリーミングを除いた放送視聴者数は9820万人で、昨年より3.3%減っている。


Nielsen

視聴者は減っているが、広告料金は増えている。2019年のスーパーボウルLIIIの放送はCBSの番で、30秒広告の平均料は昨年(NBC)の$520万より増え、$525万との推定であった。広告調査のSQAD社の報告では最も高価な枠は$552.6万で売れた。最も多くの広告を流したのはAnheuser-Buschで8つの広告の為に、合計で5分45秒の枠を買った。しかし、プロモーション時間全体ではCBS自体が最大で、Kanter Mediaによると、9分55秒のプロモーションを流した。昨年もNBCはスーパーボウルで9分40秒の自社番組の宣伝をした。しかし、2017年(Fox)は7分30秒、2016年(CBS)は8分20秒、2015年(NBC)は6分5秒であったので、番組宣伝の増加はここ2年のトレンドである。

ストリーミングはCBS Sports、CBS All Access等で行われた。CBS Sportsは試合を無料で配信したが、有料のCBS All Accessでの視聴も多く、サービスへの新規加入者数は通常日の84%増え、視聴時間も76%増えたと報告している。

ストリーミングは安定しており、大きな障害は報告されていないが、リアルタイムのストリーミング技術を開発しているPhenix社によると遅延は28秒から47秒あった。最も遅延が少なかったのはCBS Sportsのアプリで、平均28秒であった。同じCBSでもCBS All Accessでは46.5秒の遅延があった。私の環境(Comcastのブロードバンド)では、CBSSports.comとDish NetworkのCBS放送とでは約30秒の遅延があった。Dishの再送信は地上波から約5秒遅れているので、Phenixの結果をほぼ同じであった。


Phenix