Dishは12.9万世帯を失う

Dish Networkは12.9万世帯を失った。しかし、Dishはハリケーンの影響でプエルトリコで14.5万世帯へのサービスが提供不可能になり、そのロスを除くと1.6世帯増えて事になると語っている。加入者の増減を発表している多チャネルサービス事業者8社(Coxは公開していない)が第3四半期で失った加入者は合計で82.6万世帯となる。この中にはOTT多チャネルサービスのDirecTV Nowは含まれていない。AT&TによるとDirecTV Nowの加入者は29.6万世帯増えている。しかし、Dishの発表にはSling TVが含まれている。Leichtman Research GroupによるとSling TVの増加は24万世帯増えたので、Dish Networkの衛星放送は36.9万世帯を失った事になり、8社の既存多チャネルサービスの加入者減少は93.6万世帯となる。これにCox等の他の事業者を加えると減少は110万世帯程度になる。対して、OTT多チャネルサービスはDirecTV Nowが29.6万世帯、Sling TVが24万世帯で、合計53.6万世帯増えた。その他のOTT事業者を加えると増加は70万世帯程度で、多チャネルサービス全体では約40万世帯を失っている。

2017年第3四半期の多チャンネルサービス加入者減少

事業者(サービス)

失った世帯数

加入世帯数(100万)

AT&T(DirecTV)

-251,000

20.61

AT&T(Uverse)

-134,000

3.69

Comcast

-125,000

21.34

Charter

-104,000

16.54

Dish Network

-129,000

13.20

Verizon

-18,000

4.65

Altice USA

-33,000

3.43

Frontier

-26,000

0.98

Mediacom

-6,000

0.82

各社

調査会社のThe Diffusion Groupによると既存の多チャンネルサービスは2030年までに26%の減少をし、加入率は現在の81%から60%へと落ちる。OTT多チャンネルサービスを含めた有料テレビサービスの加入率は2030年には79%となり、OTTベースのサービスが14%を占める事になる。