スポーツ番組のOTT配信

Amazonは来シーズンのNFLの木曜に行われる10試合をそのPrime Instant Videoで配信する。これらはテレビ放送ではCBSが権利を持っている試合で、前シーズンはTwitterが配信した。AmazonとNFLの契約金は$5000万で、Twitterとの契約の5倍となっている。これは主要なSVODサービスでの最初のスポーツ試合のライブ配信となり、大きな実験でもある。もしも成功すれば、Amazonはスポーツリーグとの契約を積極的にするだけでなく、これまでスポーツ配信はしないと言ってきたNetflixの気を変える事になるかも知れない。また、ESPNのOTT版を企画しているESPNもこの結果に注目している。

スポーツ試合を放送しているESPN、それにNBC Sports等のスポーツチャンネル、それに地域スポーツネットワークも多チャンネルサービスの基本パッケージに含まれている。日本ではPerform GroupがJリーグの権利を買い、スポーツ専門のOTTサービスを始めている。アメリカでは多チャンネルサービスは世帯の80%に普及しており、OTTサービスでこれに競争する事は困難であると考えられていた。だが、多チャンネルサービスの加入者は減少している。これにより、ESPNの売上も減り、100人のレイオフが発表されれいる。

スポーツの試合配信にはFacebookも注目しており、Major League Baseballの今シーズン中の金曜日の試合を配信する。試合数は20試合で、アメリカ国内だけでの配信になる。Facebookすでにアメリカとメキシコのプロサッカーリーグの試合を配信している。昨年にNLFと契約していたTwitterは女子プロバスケットボール・リーグのWNBAの試合を配信する。AmazonのNFL 10試合の配信を含め、こららの配信が成功すると、スポーツ番組のOTT化に関する考えも変わるであろう。

関連の話題で、Perform GroupはNFLとアメリカと欧州以外の国での配信に関しての契約をした。Perform Groupはアジア、南米等100以上の国でNFLの試合を放送事業者に売る権利に加え、NFL Passと呼ばれているOTTサービスの販売も行っていく。