近日中にサービス開始予定のOTT多チャンネルサービスのHulu、それにサービスを開始したYouTube TVのどちらにもViacom系のチャンネルが無い。MTV、Comedy Central、Nickelodeon等のチャンネルを持つViacomは、チャンネルをバンドルして売るのが戦略である。Hulu、YouTubeに対しても最低で9つのチャンネルと契約する事を条件にしている。YouTube、Hulu共にサービスを$40以下に決めており、チャンネルは厳選する必要がある。例え、Comedy Centralが欲しくてもその為に他の8チャンネルを契約する事は出来ない。
Viacom系チャンネルは若い年齢層に高い視聴率を持っていたので、多チャンネルサービス事業者相手にはこの戦略で成功し、Viacomは成長した。しかし、若い層がテレビ放送を見なくなった事で、Viacomの重要性は減っている。ケーブルTV事業者でもSuddenlink等の様には数個のチャンネルのが欲しいために、Viacomの全チャンネルを契約する事は無駄とし、Viacomとの契約を切る事業者も出ている。OTT多チャンネルサービスでもSonyのPlayStation Vue昨年末にViacomとの契約を切った。Sling TVは現在、Comedy Centralだけの契約をしているが、更新時にViacomが「All or Nothing」を求めれば、契約更新はしないであろう。
