AT&Tは25 MbpsのVDSL上でそのIPTVサービスのU-Verseを提供している。ブロードバンドサービスが帯域の5~10 Mbpsを使うので、ビデオには20 Mbps以下の容量しか無い。現在、AT&Tは1世帯に、2つのHDストリームを送れるようにし始めている。しかし、HDTVの普及が進んでいる中、2つのHDストリームでは、HD番組を視聴し、DVRで録画するだけで一杯になってしまう。この様な将来性の無いシステムに投資をしているAT&Tに対する疑問も出ている中、AT&TのCTOのジョン・ドノバン氏はGoldman Sachs Communications Conferenceに於いて、この問題は圧縮技術の進歩で解決されると語った。ドノバン氏は現在AT&Tは6~8 MbpsでHDを送っているが、来年には5 Mbpsまで圧縮することが可能になり、3つのHDストリームが同時に送れるようになると語り、さらなる圧縮技術の進歩で、より多くのHDストリームの提供が可能になると説明した。しかし、高い圧縮率により本来のHD画質が失われており、U-Verseの利用者からはAT&TのHDは「偽HD」だとの批判も出ている。
