地上波放送免許を返上し、無線通信の帯域として競売するインセンティブ・オークションが3月29日に開始した。最初のフェーズはリバース・オークションと呼ばれる、帯域の返上を予定している局が参加し、その最低価格を決める物である。開始価格は局のカバー人口をベースに計算され、ライセンスの返上方法により決定される。例えば、ニューヨーク市のCBS局である、WCBSであれば、ライセンスを完全に返上するなら$88.87億、UHFからVHFで移る場合は$66.65億、Hi-VからLo-Vに移る場合は$35.57億となる。参加資格のある局はフル出力局、あるいはクラスAの低出力局で、開始以前に返上方法を決める必要がある。リバース・オークションは匿名で行われ、どの局が参加している等の情報はフォワード・オークションが終了するまで公開されない。
返上意志のある局が求める最低価格が決定した後、通信事業者が参加するフォワード・オークションが始まる。もしも、競売金額がリバース・オークションの最適金額に満たない場合、局はライセンスを返上する必要は無い。
