Time Warnerが多チャンネル向けのコンテンツをインターネットで配信する方法として、視聴者がケーブルTV等の多チャンネルサービスに加入しているかを確認してからアクセスを提供する構想の「TV Everywhere」のテストとして始まったComcastの「On Demand Online」への参加ネットワークが増えている。参加を発表しているネットワークはTime Warner系、Turner NetworksのTBS、TNT、HBO、Cinemax、Cartoon Network; A&E TelevisionのA&EとHistory Channel; Scripps NetworksのFood Network、DIY Network、HGTV; Rainbow MediaのAMC、WE tv; Comcast系のE!、Style Network、G4、それにBBC America、CBS、Starzである。
StarzはHBOと同様のペイ(有料)チャンネルで、2006年にVongoと呼ばれる有料のストリーミングサービスを開始したが、成功をしなかった。Vongoは多チャンネル事業者が提供するブロードバンドサービスのコンテンツとして再スタートをしたが、このStarz Playを扱っているのはVerizonだけである。StarzはComastのOn Demand Onlineで、そのTV向けのStarzネットワークへの加入者に限って、300程度の映画を無料で配信する。
地上波ネットワーク系としてはCBSが唯一の参加になる。CBSはどのコンテンツを提供するのか発表していないが、同社の有料チャンネルにはShowtimeがある。他の地上波系のNBC、Fox、ABCはHuluに参加をしており、現時点ではHulu以外ではコンテンツの配信をしない方針である。
Comcastは7月末から全米の5,000のComcastユーザを対象にOn Demand Onlineのサービスを開始した。最初の提供されるのはTime Warner系のコンテンツとStarzの番組で、利用者は視聴を開始する前にログインをする必要がある。Comcastはストリーミングだけでなく、コンテンツを事前にダウンロード出来るようにするサービスも提供をすると発表しているが、その時期は発表していない。
調査会社のSolutions Research GroupがComcastとTime Warner Cableの加入者500人に行った調査では73%はTV Everywhereの構想を「良い」あるいは「非常良い」アイデアだと思っている。
