2010年のTwenty-First Century Communications and Video Accessibility法により、2013年9月以後、テレビで放送された番組(劇場映画を含む)、テレビで放送されるライブ、ニアライブの番組(ニュース、スポーツ中継等)、それにインターネット向けに再編集したテレビ番組をインターネットで配信される際、字幕の表示を可能にする事が義務付けられている。次のステップとして、2016年からテレビ番組のクリップをインターネットで配信する際も字幕が必要になる事決まった。この規制の導入
スケジュールは:
- 2016年1月1日: テレビで放送された番組からのクリップに字幕を付ける
- 2017年1月1日: テレビで放送された番組からのクリップを1つに統合したクリップに字幕を付ける
- 2017年7月1日: ライブ、ニアライブのテレビ番組からのクリップに対してライブの場合は12時間以内、ニアライブの場合は8時間以内に字幕を付ける
これらの規制はテレビネットワーク、放送事業者がそれぞれのポータルから配信する場合に限られており、例えば、YouTube等のサードパーティーが配信するビデオクリップは、それがTV番組からであっても対象にならない。FCCはその次のステップをして、サードパーティーが配信するテレビ番組のクリップ、TV番組のクリップとオリジナルクリップを統合したクリップ、あるいは予告編等の放送前のクリップ等も対象にするかに対して意見を集めている。また、ライブ、ニアライブで放送された番組からのクリップに対する猶予時間を短縮するかも議論の対象になっている。
現在、インターネットでの字幕が義務化されているのは字幕規制がすでに存在されるTV番組(あるいはそのリメーク)が対象であり、インターネット配信向けのオリジナル番組(例えば、NetflixのHouse of Cards)は対象外である。しかし、全国聾者協会(National Association of the Deaf)は2012年にNetflixに対して、字幕を求める訴訟を起こした。その和解の条件としてNetflixは2014年までには配信する全ビデオに字幕を提供する事を約束している。Netflixはすでにすべてのビデオを字幕表示可能で配信しており、Amazon等の主要なストリーミング事業者は殆どのビデオに字幕を付けている。
