連邦政府はNational Broadband Plan(NBP)の一環として今後10年間で、モバイル通信向けに500 MHzを確保し、その内120 MHzは放送帯域の再編成から得ることを予定している。FCCは、この放送帯域の再編成に必要な準備を開始した。その第1歩として、FCCは11月30日に規則制定案を出した。この案は3つの項目から成り立っている。
第1は、放送局が自主的に帯域を返還し、FCCがその帯域を競売し、モバイル通信に使う事を可能にする。第2は、放送局が放送を終了する事無く、帯域を空けるために、1つのチャンネルを複数の事業者が共有する事を許す。チャンネルを共有する放送局は、現在と同じMust Carryの対象となり、これにより多チャンネル事業者に対する再送信を求めるの権限を失うことはない。
3つ目は、VHF帯域をデジタル放送で使うことを促進する為に出力を上げることを可能にする。デジタル放送では、チャンネル2~13のVHF帯は受信問題が起きやすく、利用する局が少ない。出力を上げることで、放送局にVHF帯を使う事を奨励し、UHFチャンネルを空ける事がこの目的である。
