放送停波するPBS局

幾つかのPBS(Public Broadcasting Service)局は昨年のインセンティブ・オークションで放送波の権利を手放した。PBS局の多くは赤字であり、赤字を埋めために放送波の権利を売った。放送波を手放した後も、他局とのチャンネルシェアで放送は続ける予定であったが、その計画を捨て、インターネットだけでの配信にする局が出ている。例えば、ミシガン州のWCMZはCentral Michigan大学の持つPBS局で、競売で得た$1400万で過去の赤字を埋め、残りでチャンネルシェアの契約をする予定であった。だが、大学は放送を続ける必要が無いとして、この予定を破棄した。WCMZはインターネットでの配信は続けるが、放送は行わなくなる。テキサスのKNTC局もチャネルシェアを諦め、インタネットだけの配信になる。この背景にはチャンネルシェアの契約料が高騰している事がある。放送局がATSC 3.0へ移行するには、チャンネルシェアでATSC 1.0でも放送を続ける必要がある。ATSC 3.0への関心が高まることで、チャンネルシャアのデマンドが増え、契約が困難になっている。