VerizonのFiOS TVへの加入者はQ1で13万世帯の加入者を失った。2016年のQ1にはVerizonは36万世帯を加え、2016年全体では59万世帯の増加があった。VerizonのFiOSブロードバンド加入者は35万世帯増えたが、前年同期の98万世帯増加より減っている。
AT&Tは23.3万世帯を失った。DirecTVへの加入者はプラスマイナス・ゼロで、減少はすべてUverse TVから来ている。ブロードバンド加入者は11.5万世帯増えた。AT&Tの多チャンネルサービス加入者はQ1末で2506万世帯(内、DirecTVが2101万世帯)となった。
Dishの落下も止まらない。同社は10四半期連続で加入者を失っており、Q1は過去最大の14.2万世帯を失った。DishのOTT多チャンネルサービスのSling TVは加入者を増やしているが、競合が続々と誕生しており、衛星放送事業の穴を埋めるには至っていない。
Time Warnerを買収したCharterも苦しんでいる。買収でケーブルTV事業者としては2位になったが、Time Warnerの加入者はCharterのサービスを嫌い、脱退が続いている。Q1には10万世帯を失い、その殆どは元Time Warnerの地域からである。しかし、ブロードバンドではCharterは42.8万世帯を加えている。元Time Warnerの地域でもブロードバンド加入者は23.5万世帯増えている。Charterは新しいUIのSpectrum GuideでComcastと同様にNetflix等のOTTサービスをサポートする事を予定している。
多チャンネルサービス事業者が全て加入者を失っているのではない。Comcastのカムバックは続いており、Q1には4.2万世帯を加え、加入世帯数は2250万世帯になった。ブロードバンドサービスへの加入者は42.9万世帯増えた。
