TV番組をオーバー・ザ・トップで見る大きなメリットは、広告が少ない事であったが、OTT-Vがポピュラーになる事で、広告も増えている。2006年にABCが最初にTV番組をインターネットで提供し始めた時、広告は番組の始まりだけで、途中には挿入されていなかった。現在では、番組の途中に広告が挿入されるようになっている。また、途中に挿入される広告本数も増えている。放送の1時間中、16分の広告と比べれば、まだ短いが、CBSの「Hawaii Five-O」のストリーミング時の広告は6分30秒で、1年前の3分から倍増している。CBSとTime Warnerが持つThe CWネットワークはこれまでに番組の途中に挿入する広告は1回、1本であったのが、1回に4本と、広告本数を4倍に増やしている。インターネットのビデオ広告の今年の市場規模は33億ドルになると、ZenithOptimedia社は予測をしている。TV広告の594億ドルと比べるとまだ小さな規模であるが、前年比の成長率はTV放送が5%であるのに対して、インターネット・ビデオは22%の成長が予想されている。
